★水を改善する★
體内の水分量は、新生児で75%、子どもで70%、成人で60%、老人で50%。
胎児は90%を占めているようです。
水がないと人間は4~5日で死んでしまうそうです。
これだけ體の割合を占めている水が汚れていたら?
健康に生きられるはずがありませんね。
そして水は体液の元となっているなら、
水の汚れは体液の汚れに直結してると言っても言い過ぎではありませんね
では水の體内での働きについて書いて行きます。
★水は体液の元となる★
水は体液(血液、リンパ液、組織液)の元となります。
大腸で吸収された水は静脈の血液へと流れ込みます。
●細胞に酸素を送り込み二酸化炭素を受け取る(赤血球中のヘモグロビン)
血圧の維持、細菌に対する免疫抵抗、血液の凝固など、の生体重要な働きを担っている。
●栄養物の運搬と老廃物の対外排出(血漿中のたんぱく質)
●出血を止める役割(血小板)。
●細菌や異物などの毒素が侵入して来た時、それらを捕まえて処理する免疫機構(白血球)
●体温を維持(體の酵素や代謝は、35~37度の温度帯の時効率よく働く)
●体液の浸透圧の調整、PHの調整、神経伝達、栄養の吸収
(電解質・・・ミネラルのうち、水に溶けて電気を通すことを兼ね備えている物質
Na,K,Mg,Cl,Cr)
血液の成分
こうして見るだけで、血液の働きが如何に大切か。
その元となる水がどれだけ大切かということが見えてきます。
では何故、病氣を治す時に水の改善が必要なのか。
水の問題について書いて行きます。
★水質汚濁について★
★高度経済成長による水質汚染★
敗戦後、昭和30年代後半から40年代にかけて、急速に発達した産業は日本中で深刻な水質汚濁を引き起こしました。
川や湖沼などの水は濁り、魚類の数は減り、工場排水に含まれた重金属に起因する
公害事件が起こりました。
イタイイタイ病や水俣病などがそれです。
その後1970年に水質汚濁防止法ができ、事業所や工場施設などに一定の排水基準を設け、
特定施設からの排水による水質汚濁を防止するようになりました。
★今は生活排水が水質汚染の主因★
工場排水は厳しく規制されましたがそれに代わって今、水を汚しているのは生活排水のようです。
合成洗剤などの化学物質や有機物が水を汚しています。
水自浄能力を超えると分解が間に合わず水は汚染されて行くことになります。
★水の富栄養化の問題★
湖や内海などの閉ざされた水域に窒素やリンなどの栄養塩類が流入し、栄養分が豊富に
なることを「富栄養化」と言います。
富栄養化した水域では太陽光線を受けて植物プランクトンや藻類が大量に繁殖します。
これが原因でアオコ、赤潮などの現象が発生し、水中の酸素が不足して魚類が死滅したり水が異臭を生じるようになります。
★有機汚濁★
食べ物や動植物の市街などの有機物によって水環境が汚れること。
水中の微生物による自浄作用を越える有機物が流れ込むと、分解しきれなかった有機物はヘドロとなって堆積していきます。
有機物を分解するとき酸素を消費する(好気性)ので、水中が無酸素状態になり、嫌気性微生物による分解の結果、異臭を生じるようになります。
★水道水の危険性★
●水道水は「塩素消毒~トリハロメタン」で発がん性の危険がある
日本では敗戦前までは「緩速濾過方式」と言う微生物の力で水を浄化する方式が取られていました。
しかし敗戦後、「急速濾過」が広まりました。
急速濾過では、水溶性有機物、合成洗剤、農薬、藻類、臭気、細菌などを取り除く効果は
あまりありません。
濾過する過程ですり抜けてしまったこうした不純物や身体に影響を及ぼす細菌に対しては
塩素で酸化処理しなくてはなりません。
残留塩素はタンパク質を酸化・分解することから、皮膚の保水力を低下させたり、髪の毛を痛める可能性もあり、アトピーの人は厳禁です。
また塩素消毒をすると、塩素と水中の有機物が反応して発がん性のトリハロメタンが出来ることが分かっています。
●水道管の問題
鉛管…戦後、上水道には鉛管が多く使われていたようです。
鉛が溶け出すなどの危険性から今は禁止になっていますが、
本管から各家庭への給水管は鉛管で交換は自己負担になるようです。
鉛の害は、発がん性、消化管障害、神経系の障害。
胎児や乳幼児は、知能指数や発育にも影響するとされているようです。
塩ビ管・・・これにも以前は鉛が使われていたようです。
その後、有機スズ等を使用した製品が出始め、最近は殆ど無いようです。
水道管内部の腐食
●その他にも沢山の有害物質が
ゴルフ場や田んぼ畑で使用される農薬、松林や山林に使用される殺虫剤、河川敷で用いられる除草剤、家庭からの合成洗剤、ゴミ化学肥料、畜産の糞尿なども河川を汚しています。
★同じようなことが体内で起こっている?★
ここまで見てきて、どうでしょうか?
水の化学物質や有機物などによる汚染(酸素欠乏~腐敗)。
これは体内でも起こっていると考えられないでしょうか?
・食べ過ぎ
・化学物質の摂取
これで体内の水脈である血液を汚し(瘀血、腐敗)、それが病氣の元となっていると
考えても全くおかしくありません。
何を飲み、何を食べるか。
これは常日頃から考えるべき事です。
それは自分の體を守ることだけでなく、環境を守ることにもなるという意識を
持つことにもなるのです。
病氣を治すこと。
それも大切なことですが、日々の選択に氣をつけ、広い視野で物事を観て、
その結果自分の病氣も良くなって行く。
それは自然にとっても誰にとっても、良い事になりますね。
★私の改善策★
有害物質を変質させ無害にし、酸素が沢山含まれた活きた水にする、
と言われているモノを使っています。
開発者の信念が伝わってきましたので、それを使うことにしました。
また何故それなのか、理屈の上のことですが、納得できたことを書いて行きます。
溶存酸素量 富栄養化(有機物) 好氣性微生物 酸素消費 酸素不足 嫌氣性微生物 腐敗⇒血液内でも起こっている